成功の秘訣 No.2

計画の実行

成功への「慣性の法則」


目標を実現するためには実際に行動しなければ何も始まらないし、何も変化しません。
止まっているものは、ずっと止まり続け、動いているものはずっと動き続けます。
これは有名な「慣性の法則」です。そして物理学の大前提でもあります。
しかし、物理学だけの法則にしておくのはもったいないと思うので、私たちの日々の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょう。
子どもたちの学習計画にも「慣性の法則」を適用すれば、きっと毎日何かしら勉強してから寝ないと、一日が終わった気がしない、と思えるようになるかもしれません。

学習への第一ステップ・・・

とにかく勉強しろ!

よく、「どうやって勉強していいのかわからない」という質問を受けることがあります。たいていの場合、塾に通い始めたばかりの子に多い質問ですが、今まで勉強したことのない子が必ずと言っていいほど聞いてくる質問でもあります。
逆に言えば、とにかく勉強を始めた子はこのような質問はしてきません。

もがきながらも自分なりに勉強の方法がわかってくるからです。
自分の好きなことを始めたときのことを考えてみましょう。
例えば、お兄ちゃんの部屋にギターがあって、何となくいたずらで音を出しているうちに興味がわいてきました。

本箱に見つけた「ギターの初歩」みたいな教則本を片手に毎日取り組んでいると、弾けるようになってきたので、自分もギターを買ってもらうことになり、さらに練習に励むようになりました。

これがギターが弾けるようになる一般的なコースですが、誰にも手ほどきを受けなくても“ド、レ、ミ・・・”や、いくつかの基本コードは身に付いて、自分のへたくそな歌の伴奏ぐらいはできるようになっていたでしょう?(ここから先はコーチを受けるのが普通です、本気でやるならば)

とにかくどんなことでも、まず始めることが重要!

勉強するうちに無駄なことやうまくいかないことがわかってきて、その時初めて誰かのアドバイスが身に付くものです。
まだ勉強し始めてもいないのに「どうやって勉強したらわからない」というのは、「勉強したくないよ」と言っているようなもので、勉強の仕方を教えてあげても現実味がないので何も分かってもらえないのが関の山、でなければ強引に「やらされ学習」を押し付けるかのどちらかになってしまいます。

中3の夏になってしまえば理想的なことも言っていられないので、「やらされ学習」も仕方のないことです。

また、入試という目的もあるのである程度は学習の成果も出ます。
しかし、小学生や中1・2年生のうちは決して「やらされ学習」をしてはいけません。

自分で勉強する方法を見つけるべきでしょう。

やがてそれは「自分の力で学ぶ」ことの実力となり、塾などに頼らず学習がはかどるはずです。

塾に通わない方がいいってこと?

塾としては自己矛盾していますが、進研から皆さんへの一つの目標です。

勉強する力が付いたら塾はやめてしまえ!

これは老子の教えにも似ています。

人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける

老子の格言『授人以魚 不如授人以漁』

誰でも初めからうまくいくことはないのです。

でも何かを始めないと何も始まらないのです。

「自分の力で学ぶ」には、とにかく勉強し始めることが最初のステップです。

すぐに行動すること

思うことと、行動することの間には、大きな開きがあります。
「思い立ったが吉日」という格言がありますが、とにかく勉強し始めることが何よりも最短で結果の出る方法でしょう。

とくに受験学年ではない人は今すぐに勉強を始めましょう!

自分に合った勉強方法を見つけるのは時間のかかることです。
未来は今の延長線上にあるのですから、今行動しないと未来はないし、いつか、いつかと思っていることは、ずっとできないかもしれないと覚悟したほうがよさそうです。
何も行動しない人は、何も得ず、学ぶことも、変化することも、成長することもできないと思いましょう。


まとめ

成功するために最も重要なことは

行動すること・・・次に重要なことは

行動し続けること・・・その次に重要なことは

大量に行動し続けること

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