成功の秘訣 No.1

目標の立て方

計算以上の目標

目標設定したときに、その目標へ向かっての方法が想像できるのであれば、その目標は小さすぎると考えてみるのはいかがですか。
目標達成の確度が高くなり、自分が思っていた以上の結果を出すことも可能になるのではないかと思うのです。
例えば私が松戸国際高校を目指している受験生だとしましょう。
私は自分の成績を知っていますから、これからどう頑張っても松戸国際高校が精いっぱいだと思ってしまいます。
各科目の点数をはじき出し、どこまで点数を伸ばせばたどり着くな、と計算するでしょう。

そうです、計算できること自体が目標設定としては小さいことになるのです。

計算できるということは実行可能だということですから、あとは実行さえすれば目標にはたどり着くのです。  
確かにこれも目標に違いありませんが、実はここに落とし穴があって、受験直前に成績がたどり着いても合格の確率は50%にしかすぎません。
ですからぜひ第一志望に合格したいのならば、目標は第一志望校の1ランク上に設定することが必要になってきます。
それは最初に立てた目標の先にある、ということですよね。

「それは無理な話だ」と思うかもしれませんが、とにかく学習を始めると勢いが付いてきて、考えもしない速さで目標に近づいていくことを体感するでしょう。
予定した時期よりも早い時点で目標を超えていくはずです。
第一志望校はもちろん、一ランク上の高校も合格可能圏に入ってくることさえ不思議なことではありません。
だから、たとえ具体的にどう勉強していいのかわからなくても、目標は今現実的に考えられるレベルよりも上を狙いなさい、ということなのです。
自分が勉強している姿が具体的に想像できてしまうようであれば、その上を狙いましょう。

誰に何と言われようと。

誰に何と言われようとで思い出しました。こんな子がいました。

数年前の話ですが、国府台高校に行きたいと2年生女子が入会しました。
学校内では悪くはない成績でしたが、塾内の成績では偏差値40代半ばで(松戸六実高校が実力相応校)スタートし、国府台は偏差値60でしたから「ちょっときつい話だな」と思いました。

3年1学期の学校での面談でも担任の先生が「無謀なことはやめなさい」という空気をただよわせ、志望校変更を示唆されたらしく、がっかりして私のところへ相談にやってきました。

「そんなことは判ってるんだけどチャレンジしたい!」と腹がくくれていて、「第一志望は譲れない」を貫き通すことを改めて伝えて帰りました。

職員室に行くたびに「まだ夢見てるのか?!」と先生方に言われ続け、私のところへ来ては悔し涙を流していたのを覚えています。

私は無理な話ではないとは思いましたけど、けっして楽観視もできない、むしろ危ないかもしれないとも思いました。

半年後めでたく、ごうかーーーーく!

「うちの子はそんないい成績じゃない」と思われた方、それは違います。
これを読んで頂いている方全員に千葉校へ行けと言っているのではありません。

それぞれの成績で狙う学校が違うのは当たり前のことです。

それぞれの志望校に向かって、今狙える高校以上を目指すことが可能だということを伝えたいのです。

成功の秘訣
限界などというものは存在しない
それは錯覚だ
存在するのは可能性だけ

目標は紙に書く
大学生を対象にした調査によると、84%の学生が目標を持っていないと言われています。
したがって16%の学生しか目標を持っていないことになります。
さらに目標を紙に書いている学生はその16%のうちの3%にすぎないと言われています。
まあそれはいいとして、よく言われているのは「目標を紙に書くと目標達成に近づく」という話です。

それはなぜでしょうか?

1つには、人間の脳はぼやっとしたイメージでは行動できないようになっているのだそうです。
目標も同様に、「何となく」とか、「○○らへん」みたいなあいまいな目標では体が動く気にならない、ということのようです。
目標が漠然としているならば具体性を持たせて勉強に臨みましょう。
だから私も、いつも子供たちに「志望校どこ?」と何回も同じことを聞いて「このあいだ言ったじゃん」と子どもたちにばかにされますが、子どもたちの意識の中に志望校をイメージさせて授業を始めるようにしています。
もう1つは、長いマラソンのゴールになるわけですから、途中で道に迷わないように「道しるべ」の役割を果たしてくれます。
自宅の学習机の前に「○○高校 合格するぞ!」ぐらいのことを書いた紙を張ってから、勉強始めなさい。
それも毎日新たに書き直してね。そうしたら合格する確度が非常に上がります!

まとめ

でっかい夢を実現するには

でっかい目標を持ちなさい

小さな目標しかなければ

小さな夢しか実現しません

いくら行動力があって、モチベーションが高くても

目標が小さいとできる行動にも限界があります

できる行動に限界があれば

達成する成果にも限界があります